SEOの基本!パンダアップデートとは何か解説します。
「パンダアップデート」をご存じでしょうか?
GoogleのSEO(検索エンジン最適化)における重要なアップデートの一つです。
SEO対策を行う上で非常に重要な内容で、SEOライティングをしていきたいブロガーやライターさんが知っておくべきものだといえます。
そんな「パンダアップデート」について、初心者でもわかりやすいように丁寧に解説していきます!
・SEO初学者や、ブログ初心者
・パンダアップデートについて知りたい人
・独自性の高い記事を書くポイントを知りたい人
パンダアップデートって何?概要を解説。
「パンダアップデート」というのは、2011年にGoogleが発表した、SEOアップデートのことです。
簡単に言えば、「コンテンツの質」を重視したアルゴリズムの変更です。
10年以上前の最初の大型アップデートになるのですが、今でもSEOの根幹をなす重要なものです。
つまり、パンダアップデートの内容を深く知ることが、SEO対策に大きく貢献します。
具体的にどのようなアップデートがされたのか、その内容を以下で解説していきます。
とても大切な内容なので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
パンダアップデートで押さえておくべきポイントは4つ!
パンダアップデートで押さえておきべきポイント2つをこの記事でわかりやすく解説していきます。
パンダアップデートのポイントは以下の通りです。
- 独自性の低いWebページは検索順位が下げられる。
- 同じサイト(同一ドメイン)内で内容が重複したページがあると、検索順位が下がる。
これは、簡単に言うと、「他サイトのコンテンツはもちろん、自サイトのコンテンツのコピーもやめよう!」ということです。
検索したサイトがすべてほとんど同じような内容だと、情報が偏りますし、ユーザーの学びが無くなってしまいます。
ユーザーにとって有益になりうる様々な情報を有したWebページを提示することがGoogleをはじめとした検索エンジンには求められているのです。
では、具体的に、「独自性の低いコンテンツとはなにか」ということと、独自性の高いコンテンツを作るにはどうすればよいのかということについて解説していきます。
①独自性の低いコンテンツとは?
上でも書きましたが、パンダアップデートはコンテンツの質にフォーカスしたアップデートです。
では一体、コンテンツの質とは何なのでしょう。
コンテンツの質を決める一つの指標が「独自性の高さ」になります。
独自性の高さとは言い換えると「オリジナル性の高いコンテンツ」のことです。
例えば……
といったものが挙げられます。
逆に、「独自性の低い記事」というはコピー&ペーストしただけの記事、他サイトの記事をまとめただけの記事(わかりやすく情報をまとめたという意味では一定の価値があると評価される場合もあります)です。
最近でいうと、AIによる記事作成が活発になってきていますが、AIが作成したものをそのままブログにのせたりすると、ほかの執筆者と内容が被ってしまう、という危険性もはらんでいます。
AIで記事作成したものを参考に、再度自分でまとめてリライトすれば、ある程度の独自性を担保できる可能性はあります。
自分の経験談を書いたり、取材したりすることはオリジナリティにつながります。
商品の比較やランキング化も自分のオリジナリティを出せる方法の一つです。
他のサイトを調査して、内容が完全に被っていないか、自分なりの説明や解釈を提示できているかを確認しましょう。
②同じサイト内での内容重複はペナルティの対象に!
他のサイトからのコピー&ペーストはしないほうがいい、ということは分かっていただけたと思います。
実は、自分のサイトの中でも内容重複を避けるためにコピー&ペーストは避けたほうがいいです。
自分のサイトというのは、「同じドメイン内」ということです。
ドメインはサイトの住所のようなもので、URLの一部分を指します。
例えば、この『SEO studies』でいえば、「https://www.seostudies.online/」の部分がドメインとなります。
Webサイトを2つ以上運営している場合、それぞれドメインは異なるので、「同一のサイト」とはみなされません。
なので、2つのサイトで同じ内容をアップロードしても、「同一サイト内で内容が重複していない」とみなされますが、コピペをすると「他サイトのコピー&ペースト」とみなされ、ペナルティの対象になります。
よって、「コピー&ペースト」はいかなる場合でもしないほうがいい、という認識を持ってもらうことが大事です。
内容重複を避けるためのポイントは以下の通りです。
ブログを更新し続けていると、どんどんネタが無くなっていって、同じようなことを何度も書いてしまう、という事態に陥ってしまうかもしれません。
自分のサイト内で同じようなコンテンツが量産されると、自分のサイトのページ同士で戦うことになる(競合になる)うえに、どちらもペナルティを受けて上位表示されなくなるおそれがあります。
サイトマップを作る、過去記事を確認するなどして、キーワードや内容が重複しているページがないか確認し、重複するページの削除や古いページの内容改変をして更新をするなどの対策をしていきましょう。
補足)サイトマップを作って自サイトの記事を管理しよう。
ブログを更新しつづけていると、記事数はどんどん増えていきます。
今までに書いた記事をしっかり管理できていないと、同じような記事を作成してしまう恐れがあり、「内容重複」とみなされる恐れがあります。
したがって、サイト内の記事を管理するために、サイトマップの作成をおすすめします。
サイトマップとは、サイトの中のWebページをカテゴリ分けしたもので、以下のような樹形図のように表すことができます。
このようにカテゴリ分けを行い、各ページのキーワードを管理しておくと、確認しやすくなります。
もし、同じキーワードで新しく記事を書きたいのであれば、同一キーワードの記事を削除するか、前に書いた記事の内容を付け加えるという形でページの更新をすればOKです。
Excelで管理するのもありですし、サイトマップを作れるようなページもあるので、ぜひ自分に合ったやり方を探してください。
サイトマップのページを作れば、ユーザーの利便性も上がるのでおすすめです。
まとめ:パンダアップデートはSEOの基本!
パンダアップデートのポイントを説明させていただきました。
それに伴い、これからどのようなサイトが上位表示されやすくなるのか、再度ポイントをまとめます。
- 独自性の低いWebページは検索順位が下げられるので、コピペはNG!
- 同じサイト(同一ドメイン)内で内容が重複したページがあると検索順位がさがるので、サイト内の記事の見直し・管理をしよう!
パンダアップデート対策には以上の2点がとても有効になります。
これは、いろんな有名ブロガーさんもおっしゃられていることでもあります。
つまり、SEOの基本といっても過言ではありません。
Googleは、使いやすくて質の高いコンテンツをユーザーに提供できるよう、日々アルゴリズムを見直しておられます。
SEO対策は「ユーザー目線」で行うことがカギになる、と言えるでしょう。
質の高さ示す指標として、今回は「独自性」を挙げました。
他に「人気度」「信頼性」も質の高さを示す指標になりますが、ほかのアップデートで詳しく触れていくので、そちらを参照してくださいね。
【参考サイト・文献】
・Google検索セントラル
・SEO検定公式テキスト 4級
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